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議員会館新館のシックハウス

新議員会館でシックハウス症候群について下記のような記事がありました。

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巨費の割に対策不備? 議員会館 シックハウス
2010年8月4日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2010080402000022.html

 衆参両院の新しい議員会館(東京・永田町)で、新築の建物の建材や家具などに含まれる化学物質の揮発で頭痛や吐き気に襲われる「シックハウス症候群」の被害が出ていることが分かった。民間のお手本となるべき国の建物で対策の不備が露呈した格好だ。

 被害を訴えているのは、民主党政調会長代理の桜井充参院議員。桜井氏は七月下旬、新しい衆院議員会館を初めて訪ねた際、気分が悪くなった。桜井氏は同症候群に悩まされてきたが、新会館は「(他の新築よりも)化学物質のにおいがきついと思った。特に廊下は空気が抜けるところがない」と指摘。他の議員に大幅に遅れて五日に引っ越す予定だが、桜井氏本人は議員宿舎を拠点に活動するという。

 民主党の平野達男参院議員も「今は感じなくなったが、最初は目が痛かった」と証言。秘書の間からは「においは気にはなるが、あきらめている」との声も上がっている。

 においは室内の書棚や机、じゅうたんなどから出ている。外気口は小さく、部屋の密閉度は高い。

 参院側は、桜井氏らの問い合わせに「国の指針値を超える濃度の化学物質は検出されていない」と説明。ところが、衆参両院は本紙などの指摘を受けて急きょ、三日から十二日までの十日間、両院の議員会館でにおいを早期に除去するため、夜間も空調機を運転し換気することを決めた。

 化学物質過敏症支援センター(横浜市)の広田しのぶ理事は「国の建物で症状を訴える人が出るとは驚き。シックハウス問題は終わったように言われるが原因は多岐にわたっており、患者は増えている」と話している。

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これまでに触れたように、私が設計監理した物件では「植物抽出液」によるシックハウス対策工事をやっています。これまでに化学物質過敏症やシックハウス症候群について学んできたこと、体験してきた印象から以下のように考えています。

今回シックハウス対策関連の法律を作ってきた国会議員が直接国の施設でシックハウス症候群の症状を発症してきたことは国の施策が正しかったかどうかを物語っていると思います。

「国の指針値を超える濃度の化学物質は検出されていない」というのが国の言い分です。
しかし、国の指針はごく限られた特定物質についてのみ指針値をだしているだけで他の大部分の化学物質についてはほとんど野放しです。

化学物質過敏症の方はそれぞれどんな物質に反応するかは人それぞれです。国の指針値をクリアーしているから安全というのはナンセンスなことなのです。

TVOC(トータルVOC)で規制するのも一つの方法ですが、この規制を国として安全な基準としに設けるとどの企業もクリアできず産業として停滞してしまいます。

大手企業も国の指針さえクリアすればそれがシックハウス対策だと思いこんでいるので本質的な解決にはなっていません。
たとえ、新議員会館で8月12日までに「国の指針」をクリアできるシックハウス対策工事を行っても議員会館を訪れる方の被害はでてくると思います。

現在は新築工事に関して規制する法律はありますが、既存建物に関してはまだありません。特にリフォーム工事ではシックハウス規制前の建材が使われているので、より濃度の高い化学物質が放散され、それによる被害も出てきています。そのため弊社では必ずシックハウス対策工事を行っています。

手前味噌あるいは自社のPRと捉えられると困るのですが、このような記事にせっすると地団駄を踏んでいます。

今大手で採用されているシックハウス対策に使っている薬剤は国の指針をクリアするに過ぎない(国の指針がない物質については無効)のですが、大手建設会社はおざなりにそれを採用するしかありません。

私のところで使っているものは授産施設で作ってもらい、原価率の高い製品を使うためにまだPRや量産ができていません。

アレルギーのある方の住宅や学校(新築校舎の建設後の対策工事)のシックハウス対策の実績はありますが、大手企業につなぐルートがまだできていません。

なんとかアレルギーやシックハウス症候群で困っている方のためにも「植物抽出液」によるシックハウス対策工事を普及したいと思います。

是非ほんものかどうか試してみてください。

お問い合わせいただければすぐに対応します。

江原 幸壱(木の建築設計) kino-support@kinokenchiku.net
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